不満や怒りを持つ、ということは、イコール、期待してるから、なんですね……。とりあえず見ておくか、って感じになってきましたよ。そうだよ、『くろがね屋物語 衝撃! 女将編』だと思ってれば、マジンガーの出番が少ないことも、甲児君が活躍しないことも、さやかさんが空気以下なことも、あんまり気にならなくなってきたわけで。
だって、この後で「くろがね屋の一番長い日」とかいって、前・中・後編の三部立てですよもう。乾いた笑いしか出てきません。
まあ、製作陣が元々、マジンガーZを作る気が無かったつーことですが。
んなら、マジンガーの名を冠するなや。
看板に偽りありまくるから、非難されるって分かんないのかなー……。
過去の記憶への干渉ってありなんですかね? 普通は、過去の記憶と現在ってのは交わらないもんだと思うんですけどー。だって、確立された「過去」の「記憶」なのに。タイムパラドックスがどーのってレベルじゃねーぞ!
タイムトラベル系で、すげー上手い! と思った展開は、ティム・パワーズの『アヌビスの門』なんですが。あれ凄かったなあ……。
後、おかしくね? と思うのは、やっぱりあしゅら男爵の統合される前の男女の名前……。何でトリスタンとイゾルデなんだ? 普通、ここではギリシアモチーフとか持ってくるもんじゃないの? アーサー王とかワーグナーのオペラとか、中世騎士ロマンスの主人公の名前を使うのがなあ。ここまでくると、つまんないいちゃもんですかそーですか。
ゴーゴン大公って……アレで終了? となると、本当に何のために出てきたんだろう。東映版での、ミケーネの諜報部員でありながらも、男気みたいなものがあったゴーゴン大公とは違って、何か本当、小物!
まあ、ミケーネ=『Zマジンガー』でのオリンポス、にしたいのは分かったが。
しかし、ピグマンかっこよすぎるだろ(笑)。ブロッケンの体は『マジンサーガ』みたいに10体なのかと思ったら、もっとありましたねえ……。
後、Dr.ヘルがえらそうに能書き垂れてたけど、あんたがケドラとか発掘したからおかしなことになったんじゃないの? ということが、話の展開から忘れ去られてるし……。
とりあえず、このスタッフにマジンガーを活躍させる気が一切無いということは、本当によーーーーーーく分かりました。
あーはいはい、女将は凄い凄い。←超投げやり
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