□華京騒動録 登場人物紹介□
>項祥竜
>張秀昂
>王武承
>項貴涼
>楊暁華
>文葉喬
>黄彩春
>蔡昭怜
>伏孝姫
>宋游敬
>李明鳳
>劉待崇
>陳秋蘭
>耿慶
十九歳。
華京一番の剣客、と名高い武侠の青年。
容姿がとてもいい若者だが、口は悪く、大飯食らいの大酒飲み、のトラブルメーカー……の上に、本人が最もその騒動に巻き込まれて、不運を食らう羽目になることが多い。
ちなみに背は低い。本人も、若干気にしているらしい。
二十三歳。
安州の片田舎出身。地主の次男坊。とにかく人が良すぎるせいか、不幸な性格をしている。
商人になるために父の知人を頼って上京してきたが、祥竜と知り合ったせいで、武侠の真似事をすることに。典型的な「気は優しくて力持ち」タイプ。
二十九歳。
祥竜と秀昴が下宿している刀剣屋の若旦那。
三年前に急死した父の後を継いで、店を切り盛りしている。刀の輝きをこよなく愛する、少々危ない人。金勘定にうるさい。
三十七歳。
祥竜の父親(ぱぱと読む)。
愛情表現が露骨すぎる人。大恋愛の末に結ばれた(本人談)、亡妻の忘れ形見である祥竜を、これでもかというほど溺愛している。
普段は地元で暮らしているが、何かの折にふらりと都にやってくる。
二十四歳。
情報屋のねーちゃん。神出鬼没。
華京で一番と言われる情報通で、よく祥竜に仕事を持ってくるが、彼女の持ってくる仕事は、大抵、ひどい騒動になる。
ちょっと秀昴が気になっているらしい。酒乱の気あり。
二十二歳。
祥竜を一方的に「宿敵」視する拳法家。もっとも、一度も祥竜に勝てたためしが無い。
なまじ美形なだけに、その様は哀れを通り越して滑稽であることもしばしば……。
実は大貴族の三男坊。諱は靖高(せいこう)。
十六歳。
武承の刀剣屋の向かいの薬舗(薬局)の看板娘。
働き者で明るい元気娘。得意技は、悪意の無い笑顔でさらっと毒を吐くこと。
外見は年齢より幼く見えるが、非常にちゃっかりしている。
十八歳。
人気劇場・桃花棚(とうかほう)の看板花形女優。
基本的には優しい性格をしているのだが、結構気が強い。芙蓉の花に例えられる美人。
祥竜に助けてもらった(?)ことから、彼に好意を持っている。
二十五歳。
祥竜の身辺に常につかず離れずにいる、謎の女細作(忍)。どうやら、彼の身を守る使命を帯びているらしい。そのせいか、祥竜の扱いをよく心得ている。
飛刀と腰帯剣をよく使う、男勝りの女剣士だが、穏やかな物腰の女性。
二十七歳。
祥竜の父・貴涼の傍近くに仕える武芸者。普段は朴刀を帯びているが、あらゆる武器の扱いに通じる。最も得意なのは三尖両刃刀。身が軽く腕も立つが、口はそれ以上に達者かも。
男伊達の外見を持つも、今のところは色事より仕事の方が好きらしい。諱は恭羲(きょうぎ)。
十五歳。
父親が早く死んだために、家計を助けるために果物売りをしている少年。
非常に運と間が悪いところがあり、不幸さでは秀昂と並ぶかもしれない。
あんまり、商売には向いてないんじゃないか、君。
二十三歳。
道観(道教の寺院)「福澤観」の道士。秀昂の幼馴染。
道士としての務めよりも、術の研究と、仙丹の開発に情熱を傾けている。
その成果を他人で試すので、祥竜には「腐れ道士」と呼ばれているが、本人は少しも意に介していない。道号は翠海(すいかい)。
十九歳。
今上帝の姪。降嫁した皇帝の妹、碧公主の娘。
可憐で清楚な姫君でありながら、羽林娘子(うりんじょうし)軍を率いる女将軍でもある。
おっとりしているくせに、妙に勘が鋭い。
四十六歳。
大光帝国の今上帝。第三代皇帝。字は永賀(えいが)。
勤勉で有能な皇帝だが、子供が娘しかおらず、水面下での後継者争いが激しい。


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