1972年11月11日 放映 | ||
第十八話 「銀色の魔矢子」 | ||
脚本/辻 真先 ■ 演出/佐々木正広 ■ 作画監督/小松原一男 | ||
▼STORY▼ アマゾン河流域で起こった不可解な鰐やピラニアの大量怪死事件。それはデーモンを見たせいだ、と看破した明は、デーモン達の密かな人間界への侵攻に、不安に似たものを抱かざるを得なかった。 そんな明をミキは、元気付けようと散歩に誘う。同級生の千夜子の店で、素敵な美人が働いている、というのだ。もっとも、明は「ミキ以上の美人なんて、いるわけねえもんな」とあまり興味を示さない。 しかし、喫茶店チャコに着いた明は、そのウェイトレス魔矢子を見た瞬間、そのあまりの美しさに取り込まれるように、幻を見る。互いに走り寄る明と魔矢子。魔矢子から手渡された花は、明の手の上で、何故かナメクジに変わる。明は驚くが、微笑む魔矢子に、ナメクジを蛙に変えてみせる。すると、魔矢子はひどく怯え、彼女が走り去った後には、銀色の道が出来ていたのだった……。 ミキの、自分を呼ぶ声に我に返る明。魔矢子に見とれていた自覚が無い明に、ミキはおかんむりになるが、 | ||
その美しさで、人間同士を相争わせて死なせるように仕向ける、「魔性の女」魔矢子こと妖獣メグ。またナメクジかよ! と思わないでもないが。それにしても、いかにも“小松原美女”である魔矢子の手や足がぐずぐず、と崩れてナメクジ型のデーモンになるんだから、もー。 | ||
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